自己紹介
国際情報学研究所・理事長
逢沢 明
2013年3月、京都大学情報学研究科を定年退職。
現在、国際情報学研究所理事長、国際自由教育財団(IFFFE)設立準備室長、情報文化学会、NPO法人科学カフェ京都理事、永生未来堂同人など。
建設省、科学技術庁、関西文化学術研究都市、京都市などの科学技術関連政策委員、文化関連政策委員などを歴任。
京都大学工学博士。
理系の数理・工学研究者であるとともに、提唱するマクロ情報学は梅棹忠夫氏が存命中は情報文明学と称していた文理融合専門領域である。電子立国の凋落、ネットワークと参加型メディア時代の到来、その後のユビキタス、人工知能時代の到来を1990年代初期までに早くも予言している。近年は数理最適化の観点から、従来の経済学理論による経済・金融政策に異を唱えている。
数理・工学研究は進化と人工知性の複雑系理論、ゲーム理論を中心とする。カオスの縁の数理、べき乗則の厳密数理形、コンピューター論理の限界エネルギー理論などを発表している。人工知能用の初期の並列処理コンピューターの開発と応用、論理回路CADシステムの開発などでも種々の貢献を行った。
国内と途上国向けの完全無料の初等・中等教育サイトの構築を目指すも圧倒的な予算不足である。高等教育や社会人教育サイトとは異なり、受講者の興味を引き続けなければならないため、クイズ・パズル形式を多用しなければならず、クイズ・パズルの収集家としても著名である。
波乱の時代を迎えつつあると考えるため、優等生タイプで固めて制度疲労化した社会は非常に危険であると意識している。彼らは最も深刻な問題に対して目をつぶり、保身に汲々とするのみだからである。フロンティア精神を忘れないアメリカでは、大統領選挙で優等生と縁遠い人物が意外に躍進する展開となった。
著書多数。『コンピューター社会が崩壊する日』『情報新人類の挑戦』『大不幸ゲーム』(光文社)、『転換期の情報社会』(講談社)、『ギガソサエティ』(ジャストシステム)、『複雑な、あまりに複雑な』『複雑系は、いつも複雑』(現代書館)、『ネットワーク思考のすすめ』『大人のクイズ』『頭がよくなる論理パズル』(PHP研究所)、『ゲーム理論トレーニング』『国債パニック』『金融パニック』『21世紀の経済学』(かんき出版)、『直観でわかるゲーム理論』(東洋経済新報社)など。代表的日刊紙でエッセイの1年間毎週連載経験などもある。大手出版社の文学コンテストで最終候補作に複数回選ばれているため、小説形式での執筆も可能である。著書の総発行部数は百数十万部に達し、本名での大学教科書もベストセラーであり、全3000ページのハンドブックの編集も行った。
京都市に在住するも、他都市に滞在していることも多い。
ツイッターIDは@aizawa_akiraなど。公開メールアドレスはヤフーのkosaku_21である。
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著作権:逢沢明